店に向かって手をつないで坂道を歩いている間、心優は口を開かなかった。
これから言おうとしている言葉を頭の中で選んでいるのか、うつむき加減のまま、俺の一歩後を着いてくる。
あの店に着いてしまったら、もう俺たちは本当に終わってしまうのかな。
別れに向かって歩いているのだと思うと、次第に足取りも重くなる。
「苺が入った、ピンクのシャンパンがいい。」
店の前まで来ると、心優はそう言って、顔を上げて微笑んだ。
切なげな笑顔に、胸が締め付けられる。
このまま力いっぱい抱きしめて、今すぐ連れて帰りたい衝動にかられる..........
「.......うん。そうだね。」
でもグッとこらえて、何とか俺も笑顔を作った。
そして扉を開け、心優の背中をそっと押しながら店に入り、あの日と同じ窓際のカウンター席に座った。
これから言おうとしている言葉を頭の中で選んでいるのか、うつむき加減のまま、俺の一歩後を着いてくる。
あの店に着いてしまったら、もう俺たちは本当に終わってしまうのかな。
別れに向かって歩いているのだと思うと、次第に足取りも重くなる。
「苺が入った、ピンクのシャンパンがいい。」
店の前まで来ると、心優はそう言って、顔を上げて微笑んだ。
切なげな笑顔に、胸が締め付けられる。
このまま力いっぱい抱きしめて、今すぐ連れて帰りたい衝動にかられる..........
「.......うん。そうだね。」
でもグッとこらえて、何とか俺も笑顔を作った。
そして扉を開け、心優の背中をそっと押しながら店に入り、あの日と同じ窓際のカウンター席に座った。

