知り合いなんて誰もいない土地に来て、二人で始めた新婚生活は、心優がそばにいてくれると思えば、不思議と心細くなることもなかった。
でも、不安に思うことはたくさんあって、それは何かと言えば、心優は本当に結婚して良かったと思ってくれているか、俺を選んだことを後悔していないか、ちゃんと幸せを感じてくれているのか..........
そんな情けないことばかりで。
それでも心優が笑顔を向けてくれるのが嬉しくて、愛してるって言ってくれるのが幸せで、心優に何もしてやれない自分にイラつきながら、好きだよっていう気持ちを毎日ぶつけるつもりで、今日まで過ごして来た。
これで良かったのかどうか、俺には全然わからないけど..........
「稜と結婚して良かった。ほんとに。」
「.......そう? 」
「毎日楽しいし、稜が一緒にいてくれるから、幸せしか感じない。」
「..........。」
でも、不安に思うことはたくさんあって、それは何かと言えば、心優は本当に結婚して良かったと思ってくれているか、俺を選んだことを後悔していないか、ちゃんと幸せを感じてくれているのか..........
そんな情けないことばかりで。
それでも心優が笑顔を向けてくれるのが嬉しくて、愛してるって言ってくれるのが幸せで、心優に何もしてやれない自分にイラつきながら、好きだよっていう気持ちを毎日ぶつけるつもりで、今日まで過ごして来た。
これで良かったのかどうか、俺には全然わからないけど..........
「稜と結婚して良かった。ほんとに。」
「.......そう? 」
「毎日楽しいし、稜が一緒にいてくれるから、幸せしか感じない。」
「..........。」

