帰宅したらすぐ、思っていることを心優に話そうと思っていた。
でも、俺が話し始めるより先に、心優が嬉しそうにスマホを差し出しながら、思いもよらないことを話し始めた。
「おかえり。待ってた。」
「ただいま。何か、嬉しそうだね。イイことでもあったの?」
「じゃ~ん、見て、見て~!! 」
「えっ? あれ? これ、どうしたの?」
スマホの画面には、ウエディングドレスを着た心優が微笑んでいる。
とりあえず試着しているっていう感じの写真ではあるけど、肩の大きく開いた真っ白なドレスが、とても似合っている。
「これね、お料理教室やってるアンのお嬢さんのドレスなの。山田さんちのお姉ちゃんが、心優はまだ結婚式してないって話したらしくて、今日行ったら、着てみなさいって。」
「キレイだね。すごく似合ってる。」
「ほんと?」
「うん。何か、心優じゃないみたい。」
「ふふふ.......何、それ。それって、喜んでいいの?」
「褒めてるんじゃん。キレイだよって。」
でも、俺が話し始めるより先に、心優が嬉しそうにスマホを差し出しながら、思いもよらないことを話し始めた。
「おかえり。待ってた。」
「ただいま。何か、嬉しそうだね。イイことでもあったの?」
「じゃ~ん、見て、見て~!! 」
「えっ? あれ? これ、どうしたの?」
スマホの画面には、ウエディングドレスを着た心優が微笑んでいる。
とりあえず試着しているっていう感じの写真ではあるけど、肩の大きく開いた真っ白なドレスが、とても似合っている。
「これね、お料理教室やってるアンのお嬢さんのドレスなの。山田さんちのお姉ちゃんが、心優はまだ結婚式してないって話したらしくて、今日行ったら、着てみなさいって。」
「キレイだね。すごく似合ってる。」
「ほんと?」
「うん。何か、心優じゃないみたい。」
「ふふふ.......何、それ。それって、喜んでいいの?」
「褒めてるんじゃん。キレイだよって。」

