区切りがほしいのは、俺自身なのかもしれない。
航佑でなく、俺を選んだ心優に、俺じゃなきゃ与えられない幸せを、いつも感じていてほしい。
そう思うのに、自信がない。
その方法もわからないから、空回りしているだけのような気がする。
だからせめて、二人が前に進むための第一歩として、ここで区切りをつけたい。
小さい頃からの約束通り、ドレスを着た心優と愛を誓い合いたい。
まぶしいくらいキレイになった心優を、俺の「お嫁さん」として、しっかりと心に焼き付けたい。
幼はじみならではの何でも分かり合えるような安心感も、もちろん欲しいと思うし、最も俺たちをひきつけているのは、そういう絆みたいなものなんだという自覚はある。
でも、もうそれだけじゃダメなんだ。
俺たちは、もう「幼なじみ」でも「恋人」でもない。
どんなことがあっても、これからの人生を共に歩んでいけるよう、ちゃんと「夫婦」になりたい。
航佑でなく、俺を選んだ心優に、俺じゃなきゃ与えられない幸せを、いつも感じていてほしい。
そう思うのに、自信がない。
その方法もわからないから、空回りしているだけのような気がする。
だからせめて、二人が前に進むための第一歩として、ここで区切りをつけたい。
小さい頃からの約束通り、ドレスを着た心優と愛を誓い合いたい。
まぶしいくらいキレイになった心優を、俺の「お嫁さん」として、しっかりと心に焼き付けたい。
幼はじみならではの何でも分かり合えるような安心感も、もちろん欲しいと思うし、最も俺たちをひきつけているのは、そういう絆みたいなものなんだという自覚はある。
でも、もうそれだけじゃダメなんだ。
俺たちは、もう「幼なじみ」でも「恋人」でもない。
どんなことがあっても、これからの人生を共に歩んでいけるよう、ちゃんと「夫婦」になりたい。

