心優の目が、みるみる潤んでいく。
大きな瞳に涙がいっぱい溜まり、泣き笑いみたいな顔になって、俺に抱きついて来る。
「ずっと気になってたんだ。心優に指輪を取りに行かせちゃったこと。プロポーズのための指輪なんだから、最初は俺がはめてやらなくちゃ意味がないって言うか、何か申し訳ない気がして、引っかかってた。」
「そんなの全然いいよ。仕方ないことだもん。それより、気にしててくれたの、すごく嬉しいし........ちゃんとプロポーズしてくれて、ありがとう。」
「俺こそ、ありがとう。俺に付いて来てくれて。二人で、幸せになろう。」
「うん。」
「式も、必ず挙げよう。」
「うん。」
抱きついている心優の身体を離し、ゆっくりと丁寧にキスをした。
目を合わせて微笑み合ったら、温かい気持ちでいっぱいになって、何となくだけど、前よりも『夫婦』になれたような気がした。
二人のための大切な一歩を、踏み出せたように思えた.........
大きな瞳に涙がいっぱい溜まり、泣き笑いみたいな顔になって、俺に抱きついて来る。
「ずっと気になってたんだ。心優に指輪を取りに行かせちゃったこと。プロポーズのための指輪なんだから、最初は俺がはめてやらなくちゃ意味がないって言うか、何か申し訳ない気がして、引っかかってた。」
「そんなの全然いいよ。仕方ないことだもん。それより、気にしててくれたの、すごく嬉しいし........ちゃんとプロポーズしてくれて、ありがとう。」
「俺こそ、ありがとう。俺に付いて来てくれて。二人で、幸せになろう。」
「うん。」
「式も、必ず挙げよう。」
「うん。」
抱きついている心優の身体を離し、ゆっくりと丁寧にキスをした。
目を合わせて微笑み合ったら、温かい気持ちでいっぱいになって、何となくだけど、前よりも『夫婦』になれたような気がした。
二人のための大切な一歩を、踏み出せたように思えた.........

