【龍崎仁志】
十三の家の中は静まり返っていた。
「セーフ、村田があんな事言うから余計な心配しちまった」
十三が胸を撫で下ろしながらそう言った。
俺と十三は十三の部屋で漫画を読んで時間を潰した。
いつの間にか漫画に没頭し、時間がたつのがとてもはやく感じた。
「ご飯よ〜。」
突然、十三のお袋さんの声がして窓の外を見るとすでに真っ暗になっていた。
「もうそんな時間か。」
十三がそう言って伸びをしている間に、俺は漫画を十三の方に投げて一階におりた。
階段をおりている途中で十三の声が何となく聞こえたが、気にせず台所に向かった。
台所に行くとテーブルの所に十三の親父さんが座っていた。


