ドロップアウト

「誰に電話したんだよ?」

と龍崎に聞くと龍崎は微笑み答えた。

「ん?あぁ、ヨネだよ。」

「ヨネ?」

「そう、お前が焼きそば作りたくねぇって言うから、ヨネに作って貰うんだよ。」

「…なるほど。アイツ料理上手いしな。」

「そうそう、アイツ馬鹿のくせに料理だけは馬鹿みてぇに上手いんだよな〜。」
と笑いながら龍崎が言った。



ヨネが来るまでの時間、俺達はテレビを見て過ごした。


「コンチワ〜。」

ちょうど「笑っていいとも!」が始まった頃にヨネがやってきた。

「おっせぇよ。もう、いいとも始まっちまったじゃねぇかよ。」

龍崎がテレビから目を離さずにそう言った。

「仕方ないじゃないっスか。電話もらった時、学校にいたんスから。それにこれでも、猛ダッシュできたんスよ〜。」

ヨネが疲れた顔でそう言った。

「まぁいいから、焼きそばを作りなさい。」

と俺が言うとヨネは「えっ?」と言う顔で聞いてきた。

「焼きそば?」