白衣の天使の道しるべ

「「 あの
おい 」」


誰かと声が被った。


それは、チャラいのの友達の男の声だった。

「ちい!」


そんな顔で見ないでよ、るりさん。


チャラいのは、声をかけた男の方を振り向いていた。


「康平、もういいだろ。」


このチャラいのは、康平って言うんだ。


「でもさー、りょう。

こんな可愛い子ほっといていいわけ?

男として、どうよ!!」




バカなのか、康平よ。




「ちい、ごめん!

帰ろうとしたら、この人がー!」

そう言うるりの手には、烏龍茶とアセロラのコップが握りしめられていた。


言い訳しなくても、わかるよ。