「…かっこ悪りぃな…俺。」 天野君が微かに呟いた。 「…どこが。」 「だって最後ブロック出来なかったし。」 …あのボールをブロックしようとしたのは天野君だった。 でも 「そんなの、仕方ないでしょ。その足じゃあれ以上高くは跳べないよ。」