「…その代わり、あと2日間練習付き合って?」


そう言う天野君の顔はいつも通りの笑顔だった。


「うん…いーよ。」


「よし!…じゃあ帰るか。俺、着替えてくるからちょっと待ってて。」


そう言うと走り出した。



ドキッ…



まだ、あたしの胸の高鳴りは消えない。