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「よし…このくらいにしとくか。」



「うん。」



何だかんだで一時間も練習をしていたあたしたち。


結構疲れた…てか…手が痛い…


ないぶしゅっけつ?とか言うの?


とにかくあたしの腕には赤い斑点みたいなものが点々としていた。



「水谷!どうしたんだ!?」





あたしの腕を見て驚く天野君。


やば…見つかった…



「もしかして…さっきのバレーで…?」



「ち、違うよ!」


と言いつつも…言い訳を考えようにも考えられない。



「はぁ…やっぱりか…。ごめんな?無理させてたの気付かなくって…」



…ちがう…


…こんな顔させたいんじゃ…ないよ…