そしてキミは花になる



するとちはるは、声高々に笑いだした。

「クククッ…ぷっ!あははははっ」

なにさぁ~?
なんで笑うのさ!

「ククッ…しゅっ愁芭にだけは言われたくないよ~!ククッ…」

笑いすぎですよ。
ちはるさん…。

わたし結構真剣に悩んでたんですよ?
ちはるの好きな奴がこんなんでいいのかっ!って。


「あ~お腹いたい!美的センスずれまくってる愁芭に言われちゃったね!」

いやいやいや…。
かなぁ~り失礼だよ?
ちはるさん…。
まあわたしもだけど。

「わたしずれてないよ?だってほらっ!緒方先生カッコイイじゃん!」

負けじと言い返したがそんなのいとも簡単に跳ね返された。

「やっぱり愁芭ずれまくってるよ?草食系フニャフニャ教師じゃんよ!」

まだ笑ってるちはる。
ひどいなぁ…。
もぅ…。