「え…ええぇえぇええぇぇえぇぇ!?」

校内にちはるの雄叫びが響いたのは言うまでもない。

「うっうそ!?」

半信半疑と驚きの顔を隠せないちはる。

「ホントだよ。ずっとちはるに言いたかったんだけど、わたしが勝手に勘違いして…」

先生とちはるが付き合ってるのかな?って。


「もぅ大丈夫だよ!…にしても、緒方先生と愁芭ね~?ぶっちゃけどこが好きなの?」

ちはるからの質問にわたしの顔はタコのように赤くなった。

「…全部…。…っそうゆうちはるは小早川先生のどこが好きなの?」


真っ赤な顔で負けじとちはるに言い返した。


「え~?全部!」