そしてキミは花になる



「まぁ、今日は休め?先生にはてきとうに言っとくから」

わたしが小さく頷くと雄は、鞄を持って部屋からでた。


ほんの少しでいい。


わたしに勇気を下さい。


全てを捨てる覚悟で。