今さら思い知らされた。
わたしがどれだけ先生を好きになっていたか。
何気なく、さりげない優しさが嬉しくていつも甘えてたのかもしれない。
それを我慢しているかもしれない先生の事なんてなんにも考えてなかったね。
でも、さすがに辛くて悲しくて。
先生は、わたしと別れるつもりなのかな？
ブーッブーッ
朝になり、携帯にメールが来ていて内容を確認しようと電源をつけた。
相手は、幼なじみの雄(ゆう)だった。
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DEAR 愁芭
昨日、夜遅かったみたいだけど大丈夫かー？
フラフラしてたから心配だったんだよ。
なんかあったら連絡しろよ？
from 雄
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