「神田が勝ったら、何やりたい…?」


先生はまだ少し赤い顔を戻すために手で顔を扇ぎながらわたしに聞いてきた。


「わたしが決めていいの?」

かけなのに…。

「うん」

先生に笑顔で言われた。

そうだなぁ…。
先生にしてもらいたいことかぁ…。

「そんなに悩む?」

先生は、クスクス笑いながらわたしに聞いてくる。

「意地悪…」

わたしは、頬を膨らませて先生をにらんだ。

なぜか、先生の顔が赤くなっていく。


それは置いといて…


どうしよっかなぁ~?

あぁっ!!

「先生の家行ってみたいですっ」


先生が固まった。
どうしたのかな…?

「神田…?ホントにそれでいいの…?」

なぜかさっきより顔の赤い先生…。

「??…はいっ!」