「やるっ!」
でも、何かな?
かけの内容って。
「じゃあ、僕が勝ったら神田から…キス…して…?」
ええぇえぇぇ!?
恥ずかしいよ…。
っとゆうか、わたし…
「…ファーストキスまだなんですけど…」
前の彼とは、キスまでいかなかった。
ファーストキスが自分からは、さすがに恥ずかしすぎる。
わたしの言葉に先生は一瞬、目を見開いた。
するとわたしの気持ちを察してくれたのか、微かに微笑むと…
わたしの頭に手を添えて、
キスをした。
初めてのキスは、大好きな河原での最高のシチュエーションになった。
そのキスでもっともっと先生が好きになった気がした。
どんどん先生に溺れていくわたし。

