【短】彼の存在。

ーーーーーギュッ


温かい何かに包まれた。



『話してくれて...ありがとう。

俺もよく王子って言われてきた。
王子ってキャラでもねーしさ。恥ずくて。
でも、俺が何かをするたびにキャーーーー!って
言ってくれる女子がいてさ。

たしかに、悪い気はしなかったけどさ。
俺は、そのせいで何人もの男に殴られてきた。

お前見た瞬間、俺となにか同じ感じがした。

お節介だってわかってるけどさ。
なんかほっとけなかった。わるい』