教室に到着すると、窓の外を見ている莉桜を見つけた。
「莉桜ーおはよっ!」
「あ、萌愛おはよう」
「はい、莉桜にチョコ!」
昨日作ったブラウニーを渡した。
「お、ありがとう。どう?上手く作れた?」
「うん!バッチリ!!!」
莉桜の問いかけに大きくうなずいた。
「よかった、あとは渡すだけだね」
「うん!頑張るね!」
「頑張って。はい、これ私からのチョコ」
ニコッと笑って手にラッピングされたチョコを置いた。
「ありがとう……!」
「いえいえ」
「絢斗くんにはいつ渡すの?」
あ……そういやなにも決めてなかったな……。



