【短】本命チョコはキミだけに。







―――次の日。




「萌愛ーまだかよー」



朝、玄関から絢斗が私を呼ぶ。



「ご、ごめん!てか、先に行けばよかったのに!」



「お前が1人で学校行くとか可哀想だなって気つかってやってるんだよバーカ」



「はぁ!?そんなの大きなお世話!!!」



はぁ……今日、こんなんで本当にチョコ渡せるのかな……。




「……今日、好きなヤツに告るんだろ?」




「……うん」




「そっか」




絢斗は……私のこと、嫌いなのかな?
だから興味なさそうなのかな……?




「ま、応援しといてやるよ」




「……ありがと」



頑張ろう、私!
素直になろう……今日ぐらい!