【短】本命チョコはキミだけに。






オーブンを開くと、チョコレートのいい香りが広がった。




「いい匂い……」



上手く焼けたみたい!




「ちょっと味見……」




切って一口食べた。




「う~~ん!!!美味しい!!!」




今まで作ったお菓子で1番かも!
私、もしやお菓子作りの天才!!?




「よかった、上手く焼けて」




「あら、萌愛。バレンタインのお菓子?」



匂いで気づいたのか、お母さんがキッチンに入ってきた。



「まぁね」



「本命チョコ?」



「え」



お母さん……なんでそんな勘いいのですか……。



「あらあら、図星ね?で、誰にあげるの?」



「だ、誰でもいいじゃん!」