~グラビアアイドルが芸能界でキラキラな恋に落ちちゃった場合~

「上条くん、最初から、まりんちゃんのことをよく見てた。
それってね、新原さんのときにはなかったことで……
これはあたしの勘だけど、たぶん、上条くんもまりんちゃんのこと、好きだと思うの」


「……まさか」


「あたしの勘って、当たるのよ」


「……」


「ねえ、まりんちゃん」


沙織さんが、優しい声で、こんな提案をしてきた。


「新原さんの降板の件もあるし、上条くんの方から気持ちを伝えるのは難しいからもしれない。だから……好きって、先に言ってあげたら?」


「あたしが言うの!?」


驚きとともに、ガバっと起き上がると、
あたしの目の上から、紅茶のパックがポトリと落ちた。