固まるあたしに、


「熱はないみたいだね」


と言って、そのまま額にちゅっとキスしてきた。


「ちょ、ちょっと!どさくさに紛れて、何やってるのよ!」


「照れてるー」


「いや、照れてるわけじゃないから」


「そう。じゃ、ご飯食べようよ」


「た、食べるわよ」