お前の血を吸わせろ

凛は冷や汗を浮かべ、抵抗する。


その甲斐むなしく、彼の空いた手で、引き寄せられた。



「……催眠も、効かねーんだな……厄介」

「……どういう意味よ」



「……なーんでも?んっ…」


手首を舐めた。


「ひっ………!」


「ぺろ…ちゅ……」


いやらしい音が漏れる。

それを聞くのがなんだか嫌で、凛は顔を背けている。





抱き寄せられているんだ……と、何故か客観的になる。



男の子ってなんだか…女子の匂いとは違うな……。