お前の血を吸わせろ

「むがもごも……んん?」


「『特待生』ってのは……言うならば家畜……奴隷みてーなもんだ」


「!?」


今度は目線をあわせて、彼は言った。



「あの色男の言ってた意味が、わかったか?」


脳裏にはりつくような、妖しげな笑み。


背筋が凍った。


「……首に痛みが残ってるだろ?」


凛は頷く。



「それ、俺が噛んだ後だよ」


ぎらりと、八重歯が光った。



凛の目が見開く。




「むむ……めつき?」


「そう、“吸血鬼”」



ぺろりと、彼は彼女の首の痕を舐めた。