お前の血を吸わせろ

電車で数時間。


それから、アキラが用意してくれていた車で移動すること、小1時間。



都心部ではあるが、やや自然に囲まれたところに、聖ルルージュ学園はあった。




「いらっしゃい。凛さん」


「アキラさん……ありがとうございます、改めて」


「ははは、いいよいいよ。前に入った部屋に、荷物置いてきて」


「はい」


大理石でできた床を歩き、エレベーターに向かう凛を、アキラは引きとめた。



「……凛さん」


凛はふりかえる。



「……相部屋の住人がいるだろうから、あいさつして仲良くなるんだよ?」


「はい…!」