中年痴漢男は 「お、俺は…な、何もやってないからな…」 そう言いながら 人をかき分けて 別の車両へ行ってしまった。 悠斗くんは二度とこっちに来るなと言うように 中年痴漢男を ずっと睨み付けていた。 ----------悠斗くん。。 なんで? なんで私が痴漢にあってたの分かったの? なんで助けてくれたの? あんな奴私一人で 始末できたのに... だけど、だけど… 嬉しかった。