私は美南の腕を ぐぃっと掴んで 悠斗くんに聞こえないよう美南の耳元に 顔を持ってきた。 「ちょっと…何で美南言ってくれないのよ! 私に言ってくれたっていいじゃない!」 美南は私を見ながら ふふっと笑った。 「だってはるが来るって言ったら 梨々香絶対駅まで一緒に来てくれなかったでしょ~? 梨々香の苦手なタイプだもんね~はるは」 …全部バレてる。 さすが何年も一緒にいると 考えてることまで 分かっちゃうんだね。 「……うっ……」 私は図星をつかれ 何も言えなくなった。