エレベーター【短編ホラー2】





「そういえば…」



男は、同僚達の話を思い出した。



‘‘時折、このエレベーターの地下のボタンが反応しなくなる。”



‘‘だが、地下三階、何も表示されていないボタンを押せば、ちゃんと地下二階で止まるから。”



地下三階はないから、そこから一番近い地下二階に止まる。



納得の出来る話だと思い、男は何も表示されていないボタンを押した。