「っんだよ、びっくりさせんな。」




「お風呂入ってないし、朝ご飯も作んなきゃいけなかった!!」




にやっと梛咲様が笑う。




「?」




「あー。じゃあ〜…急がなきゃいけないなら俺が洗ってやる。俺の部屋おいで。」




え!?



「じ、自分で洗えますから遠慮します!」




「そうですね、確かに実瑠來様だけだと時間かかりそうですし。梛咲様は休んでいてください。ここは仕えてる身の僕がお手伝いしますから。」




「もっ、もう!からかわないでください!」