「………。」 倒れ込んだ緒方さんからの返事がない。 「すー……すー…」 「「………。」」 緒方さんは倒れたまま寝息をたていて、思わず梛咲様と目を合わせる。 「ちっ。めんどくせぇ。」 「は、運びますよね?」 「このままここの部屋に居させるわけにはいかないからな。あーだる…ったく。実瑠來は辰樹の足持って。」 「はいっ…よいしょ!!」 うあ…緒方さん、殴られたほっぺが真っ赤。