…辰樹って、こんな強気なこというんだ。




「今までは話せれば十分幸せでした。でも、僕はもっと実瑠來様と深く関わりたい。だから、これからは今まで以上に実瑠來様に近づきます。特にこの勉強会は、僕にとって最大のチャンスなんです。無駄にはしません。」




挑戦的な目を向けてくる。





「ふーん、分かった。俺は辰樹より本気なんだってこと見せてやるから。」




「それは楽しみです。…それでは失礼してもいいでしょうか。実瑠來様の準備を手伝いにいきますから。」