あ、今日は教科書置きっぱなしじゃダメだ! 急いで鞄に移して小走りで廊下へと向かう。 「実瑠來様、お疲れ様でした。さあ、お荷物を」 「えっ、いやいいですよ!今日は結構重いので!」 「だからですよ。いつも持ち帰らないから余計に重く感じるはずでしょう?」 はい、一言余計! 「た、たしかに久しぶりに持って帰りますけど…そんな意地悪言わなくたっていいじゃないですか!」 「ふふふ、すみません。…さあ、お荷物を。」 「大丈夫なのに…すみません、ありがとうございます。」