わあ…美味しそう!!…食べたい!



「ははったべたそうな顔。じゃ紅茶入れにいこ。」




「た、食べたらすぐわたしは部屋に戻るからねっ!…っていうか手は繋がなくていいでしょ!」



手を引っ張って前を進むレムくん。




「あ、道分かんないや。連れてって?」




…自由なんだねレムくんは。




「…はいはい。分かりました。」




はぁ…レムくんはどうしたら婚約者やめようって思ってくれるのかな…。



そう思いながらも美味しそうなお菓子を食べれるということで、少しわくわくしていたわたしだった。