…っその台詞、すごく羨ましい。



僕も言ってみたいなんて…思った。




「……うそぉ!!それ本当に?実瑠來ちゃん、本当に?嘘じゃない!?」




「ほっ、ほんとで…きゃ!!」




「ありがとうーー実瑠來ちゃんっ!もう梛咲でも辰樹でもいいから付き合って欲しかったの!」




実瑠來をぎゅっと抱きしめてる梛咲様のお母様。




…羨ましい。




「実瑠來をそんなに抱きしめんなよ…!」




「梛咲のめんどくさい嫉妬……辰樹もなんか言っていいのよ?」




えっ…と……。




「お、お父様もいらしているのでとりあえずご飯食べましょう…か?」




「あら。来てたの?…じゃあ食べましょう」




そんな感じで、今日の朝は一段とわいわいしてる1日の始まりとなった。