「辰樹ー!お手伝いにきたよ…ってもう終わってる!!」



「やっぱり。予想的中じゃん。」



実瑠來と梛咲様がそう言って近づいた。



「実瑠來、熱は平気?」



まだほんのり頬が赤い気がする。



「うん!今日でテスト終わりだから頑張れるっ!」



ふふ。可愛いな…ほんとに。




…って。ダメだダメだ。



実瑠來と梛咲様が一緒に今来たってことは……ちゃんとくっついたってことなんだよ。