「なあ実瑠來、なにずっと下向いてんの?」
!?
突然顔を覗き込もうとする梛咲。
「わっっ!?…え、ねっ眠いだけ!!」
なんて言い訳すればいいのかがでてこなくて、とっさに思いついたことを言った。
「さっきも寝てたのにまだ眠いのかよ…仕方ないから着くまで俺の膝で……「じゃあ実瑠來、僕が膝枕してあげる。」
「えっ……いやっ…だっ、大丈夫だよ!?」
「辰樹、お前…俺が言おうとし…「ほら。おいで。」
「あ、ありがとう……」
「…………チッ。…なんなんだよ」
とっさの嘘で眠いなんかいったけど、辰樹の足が安心する暖かさと車のゆれで本当にうとうとしてきた……。

