本当だ………っわたしはどうして泣いているの? 「実瑠來……ちょっと来て。」 「…なに?」 ぐいぐいと手を引かれて、外にでた。 でも門に向かおうとはしなくて、人がこなさそうな小さな庭のところで辰樹は止まった。 「実瑠來、どうして泣いているのか分かってる?」 「わっ……分からな…い」 「…じゃあ、どうして悲しい?」 「っ…ひっく…わかんっ…ない」