「…今の人は、梛咲くんの執事でしたよね?……実瑠來さんのこと、実瑠來って呼んでるのはなぜですか?以前までは様って付けてましたよね。」




よく覚えてるなぁ!すごーい!っていうか…なんて説明するのがいいんだろう。




「もともとわたしたち幼馴染みみたいな感じで…それで…まあ、その…こないだ名前で呼んだ方が楽しいよねってなって…。」




あながち、嘘ではないよねっ…?




「あぁ…そうでしたね。僕はてっきり……恋人どうしになってしまったのかと。」



…え?どうして?