あぁ…今日は社交会か…。



めんどくせ。



でも……実瑠來の可愛くてすこしセクシーな格好がみれるのは最高だけど。




車に乗り込みながらそう考える。




今回はどんなドレスなのかな…こないだのはデコルテんとこが結構開いてて、嬉しい反面他の男からの目線が許せなかったよな。




「実瑠來、今日テストどうだった?」




「すごく自信あるよっ!!」




「そう!明日も頑張ろうね。」




「わっ……!!」



…辰樹が実瑠來の頭をよしよしと撫でてる。…ふんっ。子供じゃないんだから。




「わたし、頭撫でられるのに弱いかも…いまとくとくってしてる。」




なっ!!




「はははっ実瑠來、可愛いなあ…ほんっとに。」




「おい…実瑠來。なに顔赤くしてんの。つーか辰樹もずっと実瑠來に触ってんなよっ!!」