君想い【完】



まだ糊が取れていないかしこまったワイシャツを羽織り、一つ一つボタンをかけていく。

ズボンを履き、ベルトを閉め、最後に上着を羽織る。

金色の校章の入ったボタンをまた一つずつ閉め、僕は部屋にある小さな鏡の前に立った。



「あれ?全身は見えないや。」