君想い【完】



メールを送った人数は5人。

仕事をしながらだったのでパソコンから送った。


送ったうちの1人には1週間前から一応連絡はしておいた。



「純!ちょうど実家にいて暇してたから飛んできた!1週間前にメールくれて良かったよ。仕事も10日間休みもらって帰国してこれたし。」


「わざわざロスから来させちゃってごめんね。ゆか。」


相変わらず長い髪をなびかせて扉を開けてきた。


髪を耳に掛ける仕草が懐かしい。その仕草のときに思わず右手を確認してしまう。



「トシと香代と麗と舞ちゃんにも連絡した。さりちゃんはもう病室にいるから。ゆかも行ってて。」


トシと香代は仕事切り上げ次第急ぐとメールが来た。


麗と舞ちゃんはすぐに向かって来るらしいが、距離がある。


みんなが揃うまで間に合ってくれることが

唯一の願いだ。