君想い【完】



「危ない人たちと関わるの!また祥ちゃんみたいに失うかもしれない。香代もトシもゆかりちゃんも!だから自分から切り離したの!嫌われたかったの。」


「純は?どうして純は手放さなかったの?」


「1人じゃどうしようも出来ないときがたくさんあった。気持ちにうまく体がついていかなくて、不安で苦しくて。純が一緒にいてくれたら、純が一緒に考えてくれたら、って思ったらそばにいてほしくて。」


さりちゃんを思わず睨み付けた。


「じゃあ何で僕に言わなかったの?」

「言おうとした時、麗と出会ったの。」


麗という言葉に誰もが敏感になった。


さりちゃんを動かしていたのは麗ではなく祥吾だった。



それに絡まる
一番黒い糸。

麗との関係が気になる。