君想い【完】



親父はヤミ金から金を借りて、ギャンブルとかキャバクラの女に金を使いまくってる。

母親は俺と舞のために耐えているけど、たぶんそろそろ限界だろうな。


最近毎日取り立てが来て、毎日脅されてる。


もうすぐ親父はやられると思う。保証人の母親も。


俺は取り立てが来る度に歯向かってたから、俺もやられるかもな。


やられないとしても、借金返済のためにどっか飛ばされて働かせられるかもしれない。


舞はまだ小さいから分からないけど、女の子だし売り飛ばされる可能性がある。


実際今その状況だ。


舞を売れば、借金をチャラにしてやるって言う向こうの言葉に親父は乗ろうとしている。


舞を手放さないために、俺はあまり学校に行けない。

親父は最近舞を虐待するようになった。

舞を売り飛ばさないためと、舞を虐待から守るためになるべくそばにいるつもりだ。


親父と母親と俺は殺されても、舞はきっと殺されない。