君想い【完】



「今日も祥ちゃん来てなかった。」

ゆかと香代は頑張った結果、
私立の女子校の推薦を貰った。

都立を受ける僕たちは試験にかけるだけだ。

毎日毎日家に帰ってさりちゃんに勉強を教えている。

「あいつ高校どうするんだろう。こんなに休んでて、スポ薦大丈夫なのかな?」

「大会とかでたくさん結果残してるから大丈夫じゃない?」

「ならいいんだけど。」

こんなに周りが心配しているのに
連絡もまちまちで、
学校にはまるで顔を出さない。

スポ薦はいいよな、
なんて反感もくらっているくらいだ。


「連絡は?」

「3日前。」

「家押し掛ければ?」

「んー。」

「一緒に行ってあげるから。」

「うん!ありがとう!」


さりちゃんは安心してやっとペンを進めた。

今のさりちゃんに受験のこと意外で悩んで欲しくない。