君想い【完】



バスの中はバカみたいに大騒ぎで、
さりちゃんも思いっきり笑っていた。


乗り物酔いの激しい僕はひたすら外を見続けていた。


「純!ノリ悪いぞー!」

「マジで黙って。」



みんなが真っ青な顔で、目の座っている僕の顔を面白がって写メを撮りだした。


人の体調の悪ささえ面白がる奴らと一緒にいれば、
さりちゃんも笑って過ごせると安心した。