君想い【完】



「今ゆかに聞いてるから。何日も来ないなんて家の事情としか思えないよ。」

淡い栗色の髪を撫で、慰める。


窓から吹く風でさりちゃんの髪が僕の頬をくすぐる。



僕の慰めなんか、
さりちゃんにとってはいらないかもしれない。

でも僕に相談することで気が安らぐなら良いと思った。