僕の携帯の着信音で、 ゆかがまた叫んだ。 よっぽどびっくりしたらしい。 涙を流していた。 「さりちゃんだ。」 「な、なんだって?」 「祥吾と喧嘩したらしい。」 「また?祥吾くん家にいるんでしょ?」 「なんか、今1人で祥吾の家の近くの公園にいるらしい。」 ゆかも一緒に行くということで、 さりちゃんを迎えに行くことにした。 ゆかの家と祥吾の家の間にある公園のブランコを漕ぎながら泣いていた。 「大丈夫?」 「純ー。」 「はいはい。」 僕の腕にしがみついて泣きつくさりちゃんの頭を撫でた。