君想い【完】


「ゆかも手伝ってね。」

「英語、国語なら。」

「よろしく!」

「ぎゃあ!ゆかりちゃんそれ何持ってるの?」


ゆかの手にしている物に
さりちゃんが驚いて悲鳴を上げた。


「何それ!いやー!」

香代も気が付いて悲鳴を上げる。


「何ってセミの抜け殻。」

「なんでそんな物を普通に持てるの!」

「ゆか虫基本平気!」


セミの抜け殻を突き出して笑うゆかを見て、
2人がまた悲鳴をあげた。


「ゆかってつくづく変な奴!」

僕が笑っていると、
ゆかは冷静に
セミの抜け殻が落ちてるのが早すぎる!

とか分析していた。


たぶん僕はゆかのこういう所も好きなんだろう。