「調子乗んなよ!」 「痛いんですけど。」 「むかつくんだよ。その態度。」 「もう帰っていいですか?」 「はあ?お前自分が何したか分かってんの?」 「全然!」 そう言って彼女は下に置いてあった鞄を持った。 その瞬間なに帰ろうとしてんだよ!という罵声が飛び出す。 彼女はどんな罵声をあびても顔色一つ変えたりなんかしない。 緑が茂った校舎裏。 廃れていて、何もない場所。 まるで彼女の心みたいな。 そんな校舎裏。